oshieraeeeeのブログ

限界キショオタ(22)の壁打ち

最愛の人へ。

7月30日。


私が世界でいっちばん大好きな彼が生まれた日。
彼の14年のジャニーズ人生で、8年のジャニーズWESTの活動で初めて立つステージで輝く彼を、ピンクの灯りの海と、溢れんばかりの拍手でお祝いした日。

 

小瀧くん、お誕生日おめでとう。

 

幸せだった。
楽しかった。
公演終了後1時間は「たのしかったなあ」って無意識に譫言のように呟いてしまうほど。

 

私が大好きな小瀧さんは、当たり前なんだけど私以上に彼のことを愛しく、大切に大切に想い、まっすぐにその愛を届ける6人のメンバーと、大勢のスタッフさんに囲まれて生きていました。

最後の挨拶で濵田さんが小瀧さんに贈った
「俺は小瀧望っていう人に出会えてほんとに良かったと思ってる。年上年下関係なく人から学ぶべきことが沢山あるって思いました。」
がきっと小瀧さんの真髄で。


自分より8歳も年上の人にここまで言わせることが出来る、仕事への貪欲さと真摯さと熱意。
最年長と9歳も年の差がある最年少にもかかわらず、ジャニーズWESTというグループのエースとして立ち続けられる所以なのだと思います。

 

ロッコでご両親の前を通り過ぎたとき、彼は "安心して" 涙が零れてしまったと言います。
ライブとは基本的にほぼ身内の集まりであるけれど、大前提として、彼はジャニーズWEST小瀧望であることを求められます。
彼がご両親のお顔を見て感極まるのではなく「安心」で涙したというのは、常に緊張感と隣り合わせている世界にいる人だということを痛感する言葉でした。

 

最後の挨拶で神山さんが妙に儚く「不安でした、本当に埋まるのか」と笑っていたように、一歩一歩ゆっくりと進んできた彼らは、私たちには計り知れない恐怖と戦ってきたんだと思います。


小瀧さんがその責任を背負ったのは弱冠17歳。
当時高校3年生。
夜行バスに乗って大阪へ行き期末試験を受け、デビューコンサートリハに参加していました。

 

そんな彼も26歳となり、今となっては大先輩東山さんの主演ドラマにレギュラー出演し、ドラマの撮影と初ドームツアーで誕生日を跨ぐ怒涛のスケジュールを課される人材になりました。
それでも彼は貪欲で、まだまだ高みを目指している。
勿論、ジャニーズWEST小瀧望として。

 

年齢にそぐわない達観したものの見方、絵に書いたような真面目な性格、折れたところから次に進む力、年齢にそぐわない愛らしさ。
その全てが本当に心底愛しくて。

 

私は魅力的な彼にひどく陶酔してしまっているわけです。
最後の挨拶で「しんどくてしんどくてたまらない時もあった」と言っていた小瀧さん。
過酷な世界に身を置き続けてくれてありがとう。
テレビを見れば大好きなあなたが頑張っている姿があるから、頑張れることが増えている人間がいます。
どうかこれからも、あなたらしく輝いてください。

お誕生日おめでとうございます。
本当に本当に世界でいっちばん大好きです。

 

てなわけでライブ本編の話をしますが。

私が追いたい背中は、やっぱりジャニーズWESTなんだよなあ、となった夜。
例に漏れず最高でした。

 

彼らは、綺麗事ではなく、本気で、誰一人として置いていかないようにと、考える人たちです。
今回のセトリからはそれがひしひしと伝わってきて。
セトリ見るだけであったかい気持ちになれます。
なんかだかなあ、もう、本当に強い。

 

5階席って、本来なら遠くて気落ちしてしまうような席のはずなのにそんなことは一切なかった。
最初から最後までフルマックスで楽しかった。

これって私のオタクレベルが高いのではなく、ホストであるWESTさんの場の掌握力の高さによるものだと思うんです。
もしかすると彼らはエンターテイナーとして超一流レベルにいるんじゃないか?とか考えました。

 

やっぱりバンドコーナーのジャニーズWESTって異常で。
本当に絶対に100%、歩みを進めようと思わせてくる。
あの熱さ、本当に堪らないです。
昨日の「僕らの理由」で初めて味わった、泣きたいのか笑いたいのか、感動しているのか慄いているのか、自分で自分が分からなくなるほど芯が震えたあの感覚は一生忘れたくないし、忘れられないのだと思います。

 

必ず彼らはあの場所に戻ってきます。
"3" を "5" に変えて。
勿論 "7人" で。

 

エンターテインメントというのは娯楽です。
娯楽というのは一般に、生きていく上で必要不可欠なものではありません。
あくまで生活のオプションです。

でも私は、エンターテインメントに生かされている人間です。
7人のエンターテイナーへの敬意と憧憬を羅針盤に、己の人生の舵をきろうとしています。

未来への形のない不安に押し潰れそうになった日。
当時の自分のすべてを肯定できず、自己嫌悪で何もかも棄てたくなった日。
何も上手くいっていない気がして、自分だけが置いていかれている気がして、堪らなく孤独になった日。
こんな本当に底も見えないような暗い日から私を掬いあげてくれるのは、いつもWESTさんがつくるエンターテインメントです。

 

嘘偽りのない言葉と熱とともに輝く彼らが、あの日からずっと大好きです。

刺青

LIVE tour 2023 POWER

 

 

楽しいよりもっと上の言葉を探してみたけど、見つからないから、結局楽しいを折り重ねて厚く紡ぐ以外できないのが悔しいくらい。
もうさ、本当に。

 

むっっっっっっっちゃくちゃ楽しかった!!!!!!!
楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて仕方なかった!!!!!!

半袖だったのにびちゃびちゃなるくらい暴れた!!!!
たっのしーーーー!!!!!!!
踊り狂って意味わからん場所が筋肉痛!!!!!!
たっのしーーーー!!!!!!!

 

楽しいって幸せで、楽しいって刹那的な儚さを孕んでいて、楽しいって無敵になった気になる感情なんだなってね、思いました。
いや、なんか"思う"じゃないな。
もっと暴力的というか、より鮮烈で強烈な自覚。
胸に彫られていく、刺青を入れる感覚。

 

この刺青をなぞらえる度に情熱を燃やしたくなる人間であり続けることを、昨日の自分と、いつだって遥か先で笑ってるスーパーヒーロー7人に誓おうかな、とかね!!!!

 

最後の挨拶で重岡くんが、ニュアンス的には「もっと成長して、めちゃくちゃ楽しかった今日を超えるライブを作ってまた来るから」みたいなことを言ったんだよ。
そして、その成長を構成する要素の中にね、「もっと優しくなって」って言葉があってさ。
あたたかくて、眩しい、当に太陽のような笑顔でさ、言うんだよ。

 

こんな私の感性ストライクゾーンド真ん中にドストレートに切り込んでくる大人に出会える私の人生、マジで最高だなって。
誇張とか、お世辞とか、雰囲気にのまれてとかじゃなく、シンプルに心の底から、生きててよかったなって気持ちが溢れました。

最高を更新していくね。

 

銀テープがいっぱい取れたから、退場してから貰えなかった方にお配りしてたのね。
12~3本かなあ、配ったんだけど。
皆さん、ほんっとに嬉しそうな顔で、めちゃくちゃ可愛い笑顔で、目キラッキラさせて
「ありがとうございますッ!!!めっちゃ嬉しいですッ!!!」
っておっしゃるんです。

 

なんかね、むちゃくちゃ満タンになった幸せが、より強力なものになっていくのを感じました。

やっぱり「ありがとう」っていい言葉ですね。
薄ぼんやりした感覚が、追うべき夢のひとつへ姿を変えた気がします。

 

私は、誰かの「ありがとう」を食べて生きていきたいです。
「ありがとう」のために生活して、「ありがとう」で強くなって、「ありがとう」で優しくなって、「ありがとう」で大きくなりたい。

 

 

公演後、鳥健さんで仲良くなったお姉様方と先輩と飲みに行ってさ。
もう、それもむちゃくちゃ楽しくて。
WESTさんが好きだからこそ繋がったご縁で生まれた時間でさ。

WESTさんのこと好きになって、控えめに言っても700000000倍は私の人生楽しくなりました。

 

ホテルはドミトリーだったんだけど、ワンオクのライブで来てた子たちとも仲良くなって、深夜に小一時間くらい喋ってね、初対面なのに。
帰り際にハイタッチして、「最後までお互い北海道楽しも〜!!ありがとね〜!!バイバーイ!!!」とか言っちゃってさ。

何から何まで楽しくてしゃあなかったですわ!!!!!

 

この思い出をお守りにして、またコツコツ闘って行こうと思います。
パワーーーーーーーッ💪‼️
ヤーーーーーーーーッ💪‼️

異端児、神山智洋

🕯幽霊はここにいる

目が何個あっても足りない舞台。
私たちは花であり、幽霊であり、無の存在。
演出はシンプルかつ古典的ながら、唯一無二のオリジナリティ。
まったく飽きることなく、3時間を終えました。

 

原作は安部公房の戯曲「幽霊はここにいる」。
「盲腸」で度肝を抜かれて以来、手を出したかったけど何から始めれば…となっていたので、めちゃくちゃいい機会でした。

卒論は全然先行研究見つけられないし「書けん泣」言うてるのに、オタ活の予習は爆速で終わらせる。
これだからオタクは、、、

そんなわけで事前知識はバッチリ。
だから割と好きなところを見ながら観劇できた。んだけれど!!!
けれど!!!

 

神山さんを見続けたいのは、そりゃあそうなんだけど、八嶋さんからも目を離したくなさすぎる!!!!
胡散臭さの中に憎めない愛らしさがチラつくもんだから、クズなのに嫌いになれなくて!
まあ、面白い面白い!
セリフなんだかアドリブなんだか分かったもんじゃないよ。

 

舞台のなにが好きって、その場で挑戦状を叩きつけ合う演者たちのタイマン合戦、その結果を、この目に生で刻めるところなんです。
その点でいったら八嶋さんと演者の方の絡みは、贅沢も贅沢。超嗜好的対話でした。
八嶋さん、アドリブ千本ノックしてるのかなって感じだったもんね。

すると、そんな八嶋さんと平然とキャッチボールしてる神山さんは、一体何者なんだという疑念も、ふつふつと湧いてくるわけです。

 

幽霊が見えるという役柄の神山さんの演技は、ナチュラルで、純朴で、キュートで、真っ直ぐで。
上手いなあと思いながら、謎の既視感。
この神山さん、どこかで見覚えが…ある。
絶対に…ある。

 

 

──────カメラで抜かれてないところでボケ倒す神山さんだ。

めちゃくちゃ細かくて、シュールで、丁寧に隠れてボケてる、"あの"神山さん。
YouTubeとか見てて「なにやってんねん!w」ってなる神山さんの隠れオモロムーブが、財産として存在してました。

これに気づくと平然とキャッチボールする異端児神山の謎が解けるわけです。
そう。シュールなことする神山さんは常時真顔なのです。

 

まさか日々の蓄積がPARCO劇場で輝くことになろうとは。
人生ってなにがあるかわかりませんね。

 

まあ、ここまで全部私の考察なので、全文末に「しらんけど」を補完し、「しらんのかい」とツッコミながらお読みいただけると幸いです。

 

ひとつ確実だった話をすると、神山さんの声と演技は舞台映えする。
これは間違いない。

どれだけ大音声で喚いても、不快にならずドキリとさせて、それでいて響く声。
これって舞台においてひどく魅力的で、大きな武器に思うからさ。
それを生まれながらに持つ神山さんって、やっぱり選ばれし者なんだなあ、と思うわけです。

 

珍しく低音域で歌う神山さんのお声が本当に素敵だったし心地よかったので、歌のおにいさん候補として関係者各位に推薦したい気持ちです。
たいそうのおにいさんもイケますけどどうですか??

 

うわあ、マジで楽しかったなあ。
自分に少しの才能を見いだせたら、演劇をやってみたいと思ってしまうくらいには楽しかったです。

 

私の人生の髄に限りなく近い位置を、エンターテインメントは陣取ったようです。
これからも白旗上げながら、願わくばWESTさんの創るエンターテインメントで、生かされていたいなあと思います。

 

次の投稿までにまたひとつ強くなれるよう、自分と向き合いたいね!!
うぉい!!!やるぞい!!!

"過去も未来も" なんとやら

ジャニーズWEST 1st Dome tour
TO BE KANSAI COLOR ー翔べ関西からー
FINAL in 東京ドーム

たっっっっのしかった!!!!!!!
もう本当に本当に本当にマジで本気で楽しくて楽しくて仕方なかった!!!!!!!
WESTのライブ楽しすぎてアホみたいに全力でペンラ振るから筋肉痛なる〜〜〜〜
この痛みももれなく幸せの証です!!!!!!!

 

ペンラの海の一部になるのも、拍手で波動の一部になるのも、他の趣味では絶対に得られない、あの空間でしか感じることのできない興奮。
やっぱりジャニーズWESTのこと大好きだし、この人たち以上に追いかけたいと思える背中はないです、断言できる。

 

2年前の夏、コロナに奪われた2大ドームツアー。
あの時、単独では初めて立つはずだった東京ドーム。
一度掴んだものをどうしようもない敵に奪われ続けたまま過ごした2年間は、WESTさんにとってはめちゃくちゃ長かったのだと思う。本当に長く感じたんだと思う。
小瀧さんが各媒体で「2年もお待たせしてしまってファンの皆様には申し訳なかった」って言ってるのを目にする度に、えも言われぬ苦しさがあった。
それでも7人全員が同じ理由で「意味ある2年だった」と思える時を過ごしたグループが、強くないわけがない。

 

何がすごいって、コロナの感染が急拡大した2020年3月からドームツアー最終日の2022年8月11日までメンバー7人、誰一人感染してないこと。

公演期間中は口に出したら壊れてしまいそうで言えなかったけど、本当に怖かった。
誰か欠けてしまうんじゃないかって。

 

でも誰も欠けず走りきった。
すごいとか超えてもはや怖い。バケモンじゃん。
っていうのは嘘だけど、あの免疫落ちかねない多忙なスケジュールで、よくもまあ"7"を揃えてきたなあと。
強いグループです本当に。
この時代では奇跡のような事実。
ありがとう。

 

今までネタバレとか気にしてあんまり内容を話せなかったんだけど、もういいかな?
11日の公演でどうしても「間違っちゃいない。」だけは触れたくて。


これはまだWESTが駆け出しの頃、重岡さんが作った曲。
WESTのメンバーも大事にしている曲。

前説が毎公演あるんだけど、11日の重岡さんは当時の自分を懐古していて。
「俺、その時正直めんどくさかったんよ」
「照史によう連絡してさ。覚えてる?」
「めんどくさかったやろ?俺」
いかにも彼らしくて、だけどどこか彼らしくない言葉たちがぽろぽろと零れてきました。
この時の重岡さんが、なんとも言えない儚さと脆さを纏っていて。
ほんの一瞬、関ジュでセンターを張っていた頃の笑顔しか見せまいとしていた重岡さんを見ました。

 

でも桐山さんは本当に一切の迷いなく、焦りもなく、柔らかく穏やかに
「そんなことないよ。ただいっぱい抱え込んじゃってるんだろうな。いつか吐き出してくれるかなって思ってたよ。」
って答えて。
それを受けて「そっか」ってはにかむ重岡さんは、もうちゃんと"今"を生きる重岡さんで、胸につまって、せりあがってくるものがあったなあ。

あたたかくて、熱くて、広くて、自由なグループを好きになれたなあ、改めて強く感じたね。

 

ジャニーズWESTを見る気持ちとONEPIECEを見る気持ちが似てるなあと、本当につい最近気づいて。
結局4歳の頃から本質はなにも変わらないらしい自分に呆れながらも、どこか誇りに似た形の気持ちを持ってます。

4月から5ヶ月、毎月WESTさんに会えたこの夏のことは一生忘れない。
特別で大切で最高の夏。

 

悲しいがな世間一般的な、若さと青さとストレートな輝きでつくられる青春は、もう体現することもできなければ、無遠慮に語れる歳ですらなくなってしまったけど、恥を捨てて言ってしまおうかな。

 

これからも私は、私の人生の中で、目がくらむほど眩く輝く刹那や、周りの目も世間体も気にせず情熱に任せて泥臭くもがく過程を、"青春"と呼びます。
ジャニーズWESTの背中を追っていれば、自然とその言葉が肌に馴染む人間でいつづけることができると、根拠もないけど疑うこともなく信じてます。

 

これは身近な人にポロポロと零してた夢、というか理想の話なんだけど。

過去の自分の涙を糧にして、誰かの涙もまるっと抱きしめて、その人の未来の糧に変えられるような、
それこそ"過去も未来も報われるような毎日"に変えられるよう背中を押せる人になりたくて。
そうなれたとき、私は初めて、私という人間の意味を確かに感じることができるのかなと思ってます。

 

やっぱりそのためには、"愛"って不可欠だからね。
まだ重岡さんみたいな様相は出せないけど、いずれ出せるようになりたいから言っとこうかな。

 

ジャニーズWEST、大好きだ!!!
ありがとう!!
愛してる!!!
愛してる!!!!
夢追う7人の背中に、自分の夢を重ねて、愛を分け与えながらイキテヤロウ!!!!

 

次会うときは二皮は剥けた自分でね!!
よっしゃあ〜!!
バチコイ!!オーライ!!!やったるわい!!!!!!!

愛を浮かべる

2022年5月14日。
ジャニーズWEST 2年越しMETROCK初出演。

この日の天気は、曇り時々雨。
しかし、15時から16時半にかけて体を突き抜けてしまうような日射が目を眩ませた。

つい先刻までの曇天は幻だったのか、
一足先に飛び込んだ"夏"が会場を包む。

 

ジャニーズWESTのパフォーマンスは15時半から16時20分。
天気さえも味方につけて、彼らは悲願のフェス出演を叶えました。

 

 

マジで半端ねえよ、ジャニーズWEST
かっこよすぎるだろ。

しっかりジャニーズなんだよ、セトリが。
ごめん、私は単純だからバンド曲寄せ集めて来ると思ってた。
でも、そんな軽率なことしない。
だって彼らは、"ジャニーズWEST" だから。


桐山さんがジャニーさんに直談判して勝ち取った、事務所内で唯一「ジャニーズ」の名を司っていることへのプライド。
関西ジャニーズに脈々と受け継がれる最大の武器、何事にも爪痕を残すことへの執念と、そこから生まれる飽くなき挑戦心。
デビュー9周年目を駆けている彼らは、自分たちの熱と想いで "7人" でのデビューをもぎ取ったあの日の彼らと、根底にあるものは何も変わってないんだろうなって、思います。

 

でも結局は、最後の神山さんの言葉に尽きるのかな。
彼らは誇りを持って、ジャニーズという肩書きを背負って、コロナ禍で肩身が狭くても、エンタメの力を信じて、日々本気でアイドルしてるんです。
郷に行っては、と言うけれど、郷に行って郷に従った熱量で、自分たちが郷の人間ではないが、ここに立っていること、その価値を、奇跡を、感謝を、熱く熱く、とにかく熱く語る神山さん。
マジで本当にむっっちゃ好きな神山さんでした。

 

重岡さんは今日も、目が眩むほど圧倒的に熱くて、彼の熱さは、もはや場の掌握力ですらありました。
そんな彼の熱が言葉になり耳に流れこめば、たちまちオーディエンスへとその熱が飛び火して。
そんな異常な熱の波に、彼は今日何度も「愛してる」の言葉を浮かべていました。

 

彼の「愛してる」ってなんかとても、ライトで。
でもなんか、どんな言葉より温かくて、強さと柔らかさと広さがあって、鼓舞されているようにすら感じます。
これは多分、日々彼が多くの人やもの、環境に愛を持って接しているからこそ生まれる、言葉の様相なんだろうな。
恋愛ドラマとかに出てくる「愛してる」ってしっくりこなくて、あんまり好きじゃないんだけど、彼の口から出る「愛してる」は大好きです。
ジャニーズWESTのセンターが重岡大毅で良かった。
まじで憧れちまってんなあ、

 

歌詞飛びはあってもライブの流れを頭に入れるのは誰よりも早い桐山さんが、会場の景色に見惚れ、歌うことを忘れていました。
いつもは率先してフォローに入る中間さんが、終始ワンテンポ遅れてリアクションしていました。
音楽を大切にして強みにして誰にも譲らないって言う濵田さんが、何回も歌詞を飛ばしていました。
基本的に物事を俯瞰で捉え、運営側の視点で動く藤井さんが、「帰りたくない」と呟きスタッフさんに手招きされてました。
歌詞の流れを崩すことは滅多にしない小瀧さんが、ほとんどのパートで歌詞からメッセージにスイッチして、熱量がカンストしてました。

彼らがいつもの彼らでいられなくなるほど、浮き足立ってしまうほど、恍惚とした表情を浮かべてしまうほどの "はじめて" に立ち会えたこと、その景色の一部になれたことが本当に幸せです。

跳ね続けた脚に感じる怠さも、振り続けた腕やクラップしまくった掌に感じる痛みも、日に焦がされてほんのりとひりつく肌も、全てが幸せです。本当に。マジで。真剣に。
久しぶりに半袖捲ったわ、高校以来、当時はデフォだったスタイル。
なんかなあ、めっちゃ青春しました。

 

マジで人生って何があるかわからんくて、理不尽な圧も、数多くの分岐点で迫られる選択も、選択してないのに強いられる方向転換も。
何もかもひっくるめて私の人生、と言うしかなくて。
すんごい遠回りさせられるのに、時間は有限ってなんやねん、とたかだか21年生きただけで思っちゃうけど。

 

それすらもひっくるめて、熱と愛と努力と意地で、青春の1ページにしてしまう人たちを見てるとなんか、「おもろいやん、やったろや」ってなるから不思議です。
WESTさんの曲の歌詞じゃないけど、私が私を超えられるのは決まって、WESTさんの言葉や音楽、後ろ姿があるなあ、とかね、思ったりなんかして。
何回も言うけどさ、本当にありがたい限りだし、一生かけて追いかけ回して、引っ掴んで追い抜きます。ウッス、

 

てことで、ジャニーズWESTがまたフェスの舞台にあがることを祈願致しまして、今回の激長感想文の締めと代えさせていただきます。
みんなにいいことばかりが起こりますように!!!!!!!